iPadで漫画を読む ー裁断・PDF化・アプリへ転送ー

2010年6月20日 

私がiPadを購入する動機のひとつでもあった「ScanSnapでPDF化した漫画を手軽に読む」でした。iPadを購入して1ヶ月経ちましたがさっそく実践してみました。今回は漫画を裁断してScanSnapでPDF化したのちに、iPadに転送してアプリで読むという手順です。
 
 

漫画の裁断はいかに手際よくするかが鍵で約10分!

それでははじめにPDF化する漫画を用意します。今回は先日ブックオフで購入した「研修医少女第1巻」です。

この「研修医少女」、主人公・ルカは救急医を目指す新人研修医。ついに志望するERでの研修が始まるのだが、人々の命が日々失われゆく非情なる職場で、彼女は自分に問うことになる。「私に何が出来るのか」と。一切の妥協も一刻の猶予も許されない過酷な現場で、懸命に人を救おうとするルカの命の物語が今、始まる!! といったものです。

それでは裁断を始めます。まずは漫画のカバーをはずし、表紙の厚紙をゆっくりはがします。

私が使用する裁断機は電動ではなく、手動式で1回での裁断枚数は最高で25枚くらが限界ですので、だいたい4分割ほど行います。分割をするに際して、どのくらいの枚数まで裁断できるのかを調べるため、裁断機に漫画を入れて確認します。

分割するページを広げて、そのまま手で引きちぎることもできますが、いつもはカッターナイフで切っています。ページを広げることでカッターナイフできれいに切ることができます。

予想通り4分割で完了しました。分厚い本も基本はこれを繰り返せば大丈夫です。

分割した漫画を裁断機に入れ、裁断位置の調整を行います。だいたい5mm程を裁断します。多めに裁断すると見開きで表現されている絵のページが切れます。また少なめに裁断すると、裁断されずにつながっているページが増えますので、糊付けされている範囲を見極めながら臨機応変に判断しています。

裁断面を確認します。指サックをして裁断面側をめくり、裁断されていないページがないか確認します。よくあるのですが、カラー表紙の次のページは糊付けが深く、裁断できていたい場合が多いです。今回も最初のページだけ裁断できていませんでした。これで裁断は完了です。手際よく行えば10分くらいで完了します。
 
 

ScanSnapでの読み込みは設定しだいで仕上がりが変わり約10分!

 

それでは裁断した漫画をScanSnapで読み込みます。私が使用しているものは「ScanSnap S510」でScanSnapの第2世代の機器です。

今まではWindows機に接続していましたが、MacOSX10.6用のドライバ&ソフトが公開されていましたので、さっそくダウンロードしてMacBookに接続してみました。

ScanSnapのカバーを開くと自動的に電源が入ります。するとドックにあるScanSnap Managerのアイコンにある禁止マークが消えます。

このアイコン上で右クリックをして、設定画面を開きます。

ScanSnap Managerの設定画面では、ファイルの保存先や画質、ファイル容量などを設定することができます。画質は

・ノーマル(高速に読み取ります)
・ファイン(綺麗に読み取ります)
・スーパーファイン(より綺麗に読み取ります)
・エクセレント(更に綺麗に読み取ります)

がありますが、いつもはスーパーファインに設定しています。エクセレントだと容量が多くなりすぎます。

またカラーモードでは読み取り時に「カラー」「白黒」「自動判断」を選択できます。「自動判断」ではカラーページだとカラーにとページごとに判断してくれます。注意しないといけないのが、ここにある「白黒」はグレースケールではなく2階調の白黒ですので、仕上がりがまったく変わります。

左が白黒モードで右がカラーモードで読み取ったものです。まったく仕上がりが変わります。漫画で白黒は使い物になりません。ちなみに自動モードだと白黒になってしまいますので、必ずカラーに設定する必要があります。

現行機だとグレースケールでの読み取りができるようです。読み取り面は当然「両面」となります。

またファイルサイズを設定します。圧縮率を上げるとファイルサイズも小さくなりますが画質は落ちます。とりあえず標準で行います。

ScanSnapに漫画をセットします。これもだいたい分割した分くらいがちょうどいい枚数です。スキャンするものによってはセットする方向は縦と横を使い分けていますが、今回は縦と横の両方を行って検証してみました。

187ページの読み込みが終わりました。1枚両面で2ページなのになぜ奇数ページになっているかというと、白紙は自動削除する設定のため削除されているからです。

読み取ったデータをどうするかの画面になります。PDF化なのでそのまま保存します。

うちのMacBookではここで必ずエラーが出ますがファイルはきちんと保存されています。

カラーモードを自動で行った場合はほとんど白黒でのスキャンなのでファイル容量は79.8MB、カラーモードだと109MBでした。

スキャン時間は以下の通りです。187ページ(64ページ)

  ・縦向き、スーパーファイン、カラーモード=7分30秒
  ・縦向き、スーパーファイン、自動モード =7分30秒
  ・横向き、スーパーファイン、カラーモード=5分45秒
  ・横向き、スーパーファイン、自動モード =5分45秒

やはり横向きの方が時間は短縮されています。

 

横向きの場合、スキャンした後に、プレビュー画面で「すべて選択」→「時計周りに回転」を実行します。これで一瞬に向きが変わります。ただ、時々スキャン時に方向を自動で判断して向きが逆になっているページがあったりして、180度変換し直さないといけないページがあったりしました。

Windows版は「向きを自動的に判断する・しない」をScanSnap Managerの設定画面で設定できたのですが、Mac版は設定できず自動的にやってしまう感じです。これは非常にめんどくさいため、私はつねに縦向きにてスキャンをしています。またこのあとAcrobatにてOCR認識するときも、横向きスキャンで縦に変換後に認識した場合、きちんと文字認識していない(たぶん)ように感じます。

PDFファイルが完成したら、プレビュー画面にてさーっとページをめくってミスがないか確認します。ここで重要なのが「漫画を読まない」ということ。これをすると何分あっても終わりません。スキャンミスがないかの確認のみ行います。

Windows版の場合はこの後にAcrobatにてOCR認識作業を行っていますが、漫画でこれを行う必要性はあまりないため割愛します。これは1冊10分〜15分くらいかかります。文字主体の本には二次活用ができるのでOCR認識は必ず行っています。
 
 

スキャンしたPDFをiPadアプリへ。数あるPDFリーダーを検証!

PDFリーダーとして使用できるiPadアプリは以下のようにいろいろあります。

 
どもれ定番アプリだと思いますが、今回は「PDF化した漫画を手軽に読む」がテーマなので、それに絞って検証した結果、「i文庫HD 」にしました。

まずiPadをMacBookにつなぎ、iTunesのiPadデバイスのアプリタブを開きます。iPad上のアプリ画面が並んでいる下の方に、ファイル共有できるアプリ一覧がありますので、「IBunkoHD」をクリックすると右側にファイル一覧が表示されます。さて下の追加ボタンを押します。

ファイル選択の画面が出てくるので、先ほどスキャンしたファイルを選択します。

ファイル名の「カラー」が余分なので、iTunesの画面上でダブルクリックすると変更できました。

 

iPadにて「i文庫HD」を立ち上げます。先ほど追加したファイル表示されています。このままでも漫画を読むことは可能ですが、フォルダ管理をした方がすっきりするので、画面右上の[ 編集 ]ボタンを押します。ファイルの左側に○の選択ボタンが表示されますので、先ほど追加した「研修医少女_01.pdf」を選択します。画面右上の[ 移動 ]ボタンを押すとフォルダ選択画面がポップアップされますので移動します。

 

せっかくなので、「研修医少女」フォルダを作成してそこに移動することにするため、画面右上の[+]ボタンを押すと新規フォルダ作成画面が出てきますので、任意の名前を入れてフォルダを作成します。その後先ほどと同じようにファイルを移動します。

今度は本棚の登録を行います。pdfファイルを押すと、[ 読む ] [ 登録する本棚 ] 等の画面がでますので、本棚登録を行います。私は医療系漫画を [ 本棚2 ] に登録しています。


 
「うーん美しい!見た目って大事ですよね!」 本棚に漫画が置いてあり、そこから漫画が読めるって最高ですね!
 
 

左右をタップすると進んだり戻ったりできます。ゆっくりめくると右側のようにページがめくれるアニメーションが指の動きに合わせて表示されます。
109MBファイルですが、ページ送りも遅れることもなく、拡大縮小も問題ありませんでした。

いやー快適です!「i文庫HD」最高ですね!

ファイル同期をいろんなアプリで行うには、「GoodReader for iPad 」の方がいろいろできますが、本棚から本を読むというはやっぱりいいですね。

以前のブログ記事「Macの蔵書管理ソフトDeliciousLibrary2のデータをiPhoneで持ち出してみた!」で蔵書を本棚に登録できましたが、この本棚から実際に本が読めたらいいなと思っていた夢が叶いました。

今回は漫画をPDF化しましたが、今後の予定は「サッカー雑誌」「バンドスコア」「料理本」「開発言語解説書」などのPDF化を報告できたらと思います。


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